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ふんわり翻訳

洋楽の歌詞を非定期的にふんわり翻訳していくブログ。

I’d Rather Drown 和訳

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I’d Rather Drown 和訳


Set It Off(セットイットオフ)の I'd Rather Drown(アイドラザードラウン)。
彼らの初のアルバム Cinematics(シネマティクス)の11曲目。
女性への激しめの恨み節。



I’d Rather Drown

Set It Off


"Thanks for treating me like every boy you meet"

"So please come in and take a seat"

"Here's the part when I learn, and you will teach"

"On how to treat people like a piece of meat"


今までの坊やたちと同じように扱ってくれてありがとう

だから是非、上がってってくれよ

今から俺は勉強の時間、あんたが教えてくれるんだ

人をただの肉の塊みたいにあつかう方法をさ
 



"I want a genuine, not a replica"

"Lethal medicine, a pin to the cornea"

"A sight for sore eyes"

"While other guys consume the lie, I'll run and hide"


本物を教えてほしい、偽物じゃなくってさ

致死性薬物、角膜にピン

なんて嬉しいお客さん

男どもが嘘を消費するあいだ、俺はどっかに隠れてるぜ



"No doors exist on my fortress"

"The only entrance is the one I bear"

"You're nothing more than a temptress"

"I fell victim to a heartless snare"


俺の砦に扉はない

ただ一つの入り口は、俺が恨むあいつだけ

悪女以外の何ものでもない

卑劣な罠の犠牲になった



"Burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I cannot trust you easily"

"Or think that I am the only one"


ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らねえ

そう簡単に信じられない

俺だけだとは思えない



"I never let people in and I have you to remind me why"

"So, baby, burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I'd rather drown"


けして誰にも立ち入らせない、忘れられない理由がおまえ

だからベイビー、ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らねえ

いっそ溺れちまった方がマシ



"I'm the master of construction"

"Because I'm building walls like it's my occupation"

"If you portray a liar, I'll shut you out without hesitation"


俺は建造のプロだぜ

壁を作るのが仕事みたいなもんだから

嘘つきの顔を見せるなら、遠慮なしに叩き出す



"It's an art form of consummate skill"

"Oh, how she plays them like the pawn"

"Making boys drool at her will"

"Like Pavlov to the dogs"


もはや芸術の域だね

やつらをチェスのポーンみたいに

坊やたちは、彼女の望みによだれを垂らす

パブロフの犬みたいにさ



"No doors exist on my fortress"

"The only entrance is the one I bear"

"You're nothing more than a temptress"

"I fell victim to a heartless snare"


俺の砦に扉はない

ただ一つの入り口は、俺が恨むあいつだけ

悪女以外の何ものでもない

卑劣な罠の犠牲になった  



"Burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I cannot trust you easily"

"Or think that I am the only one"


ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らねえ

そう簡単に信じられない

俺だけだとは思えない



"I never let people in and I have you to remind me why"

"So, baby, burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I'd rather, I'd rather, I'd rather-"


けして誰にも立ち入らせない、忘れられない理由がおまえ

だからベイビー、ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らねえ

ならいっそ・・・



"Drown me, slit my throat so lightly"

"Pick me up and drop me right into my grave"

"And now I wonder, sit alone and ponder"

"Should I even bother, when I see your face?"


溺れさせてくれ、俺の喉を薄く切り開き

拾い上げて、墓に放り込んでくれ

そしてやっと考える、ひとり座って考え込む

おまえの面(つら)を見た時に、俺はおまえを呪うべきか



"The itch I couldn't scratch"

"Thought I'd come crawling back, but no"

"I'd much rather, rather, rather, rather, rather, rather"

"Sing it, boys"


掻きむしれないむず痒さ

這って戻っていこうかと、けどそれより

いっそ、いっそ・・・

歌え、少年たち



"I'd rather burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I cannot trust you easily"

"Or think that I am the only one"


それならいっそ、ビッチを焼き尽くす

二度とあの橋は渡らない

そう簡単に信じられない

俺だけだとは思えない



"I never let people in and I have you to remind me why"

"So, baby, burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"Go ahead and burn the bridge right down it's what she wanted"


けして誰にも立ち入らせない、忘れられない理由がおまえ

だからベイビー、ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らない

さあ橋を焼き落とせ、それがあいつが望んだものだ



("Burn the bridge right down"

"I am not the only one, the only one")

"So, baby, burn the bitch down"

"I never will cross that bridge again"

"I'd rather drown"


(橋を焼き落とせ、俺だけじゃない、俺だけじゃ)

だからベイビー、ビッチを焼き尽くせ

二度とあの橋は渡らない溺れちまった方がマシ






抽象的な表現が多いから難しかった。
以下自分でも納得いってない部分。


『It's an art form of consummate skill』

「もはや芸術の域だね」

consummate って完璧にする、完成させる、みたいな意味らしいけど
性交によって婚姻を完成させる、みたいな意味もあるらしい。
初夜を迎えて初めて夫婦になるみたいな、言ってしまえば
古い伝統というか概念というか。

だからこの歌詞で何を言いたいのかっていうのを考えると
「無垢な男性を手玉にとる技術が最早アートの域だね」
みたいなことかも知れない。
いや全然わからん。


『Oh, how she plays them like the pawn』
「やつらをチェスのポーンみたいに」

チェスのポーンって将棋でいう歩みたいな
つまり捨て駒扱いされるものっぽい。
チェスと将棋ってそっくりだよな。


『If you portray a liar, I'll shut you out without hesitation』

「嘘つきの顔を見せるなら、遠慮なしに叩き出す」

「噓つきを演じるなら」でもよかったかも知れない。
まあ似たようなもんか。


解釈が難しいから、「こうじゃない?」みたいな
別の視点があったら、コメント頂けたら嬉しいです。


この歌はボーカルのCody Carson(コディ・カーソン)の経験をもとにしたものだそう。

コディさんご本人による解説動画がYoutubeにあったので一応以下に訳文を。


トラック11番は「I’d Rather Drown」っていう曲で、

多分このアルバムで一番意地悪な曲だね。

人はそれぞれ自分の怒りに対処する術を持っている。
僕は僕の心を引き裂こうとする女性を寄せ付けやすいんだよね。
この子は完璧だ!と思って何もかも上手くいくと信じた瞬間、
ダメになる。

この曲のストーリーとしては、
付き合ってもらえるとは思ってなかったけど、
仲良くしてた女の子がいてね。

雑談から始めて、上手く進んでいって、
お互いが好きだというとこまでいったんだ。
完璧に思えたけど、僕自身が関係に踏み出す準備が
できてないことに気づいて、少し間を置いたんだ。
友達でいようって。
そしたら次の日いきなり、相手が彼氏をつくってた。
それがものすごく頭にきた。
仲良くしてる相手は僕一人じゃなかったんだ。

僕は誰にでもすぐに心を開くタイプじゃない。
たくさんの壁がある。それで人を傷つけて後悔した。
それでどうにかしようと思ったんだ。

で、この歌は、カッとなったときに、
ギターが近くにあって
色々ある怒り解消方法の中から、曲をつくることを選んだ結果だ。
それですぐさま歌詞をすべて書いて曲を作った。

だからこれは文字通り、怒りの熱を持った瞬間の曲で、
まさしく相手との関係を断って、壁をさらに築いて、
そういう女の子はあまりたくさんいないって気づく、
もしくは異性はいないって気づく… 女の子もこういう
最悪なことを経験することはあるもんね。
今どき、人を信頼するのは難しい。
それで、この歌は何もかも排除する僕の歌で、
生で演奏するのが最高な曲。
あの体験の怒りを解き放ってくれる。
それが「I’d Rather Drown」って曲。


異性に夢見て裏切られた思春期の心の荒れ模様を
そのまま表すとこんな感じなんだろうか。
抑えきれない情動をこういう風に歌とか
芸術に昇華できてるなら素晴らしいけどね。
確かにこの曲歌うの気持ちよさそうだもんな。
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